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[REPORT3]

  • 息苦しいコミュニケーション

私たちは、受け取る情報が多くなりすぎています。受け取る情報が多すぎて、だんだん情報の感度が麻痺している状態です。日常生活のほとんどの時間を、「受信」に当てています。こんな事態は、歴史の流れの中でも特異な出来事だといえるでしょう。マスメディアからの情報はもちろん、買い物、移動なども受け取る情報が殆どを占めています。
「取扱説明書」「品質表示」「機能説明」「成分表示」云々。生活を振り返ってみると、なんと受信情報の多いことでしょう。
一方で、人と人とのコミュニケーションはどうでしょうか。会話の時間はどのくらいありますか?実際に人と会って話すより、携帯電話や、インターネットのメールで交わす会話の方が多くなっているのが現状だと思います。
私たちは、これらのたくさんの情報を、単に受け取るだけではなく、意味を<読みとる>ことで「判断」「解釈」します。この時に、(一貫性)や(基準)を設けています。この(一貫性)(判断基準)はモノサシみたいなもので、ルールや法律、マナーや習慣、好き嫌いなど多岐にわたります。
私たちは、この「判断」「解釈」「理解」を自分のモノサシで行うことで、日常生活を送っています。すでに使っているモノサシもあれば、相手に合わせるモノサシ、新しく取り入れるモノサシ。気がついていないモノサシも使っています。ところが、受信情報が多くなると、いちいちいろいろなモノサシを取り出すことなく、一番使い勝手の良いモノサシで「万能に」計ってしまう。計るうちは良く、計ることすらしなくなってしまう。無感覚な受信まで起きてきます。
感覚もあまりに過剰だとマヒしてしまうように、情報のモノサシもマヒします。どこかで、情報過剰をセルフコントロールしないといけませんね。

 

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